マイナンバーカード問題については、マスコミでもマイナンバーとマイナカードは分離して考えるべきという論調も出てきており、小生としては、本来あるべき議論におちついてきているように思います。しかしながら、保険証のマイナカードへの切り替えは法的には決定事項となっていますので「時すでに遅し」の感が否めません。法改正まで見据えて野党がどこまで追い込めるのか?を見つめたいと思います。
今回は、地球温暖化、ウクライナ侵略、中国の世界覇権戦略、アジア・アフリカ・中南米などの新興国の台頭など、世界情勢を見るにつけ、政治課題が山積みとなっております。そんな中で、民主主義国が少なくなり、独裁的支配者国が増加している様子です。政治的な難題が多い時代には、優秀な独裁者による政治課題の迅速な解決が国家に安定をもたらすことは歴史でも顕かです。政治課題山積みですので、安定を望む民衆が多いことが背景にあるようにも感じます。但し、独裁者が権力を得てから個人の利益を優先するようになり、国民に犠牲を強いる方が多いことも周知の事実です。今回は、権力者の腐敗について考察してみます。先ずは、権力が腐敗するとよく見られる事項を列挙します。
1)私優先
本来は、国民に奉仕する存在であるはずですが、自分や家族の利益を優先する傾向が見える場合は腐敗が始まっています。お金だけではなく、名誉なども含まれます。豪華な公邸や家族の服装・装飾品など、我々が簡単に判断できる要素もありますので、権力者の言い訳にまどわされることなくシッカリと見据えることが必要です。私優先の傾向は些細なところに本音が顕れると考えています。
2)依怙贔屓
依怙贔屓の本質は、私優先と同様に自分にとって気持ちがいい方を優先することだと考えています。気持ちがいいという状態にはいろいろありますが、自分への尊敬や忠誠を極端に求める傾向が出てくると危険です。稀に気まぐれのように特異な能力のある人を抜擢する場合もありますので、権力者の依怙贔屓を見極めることは難しいものですが、小生は、NO.2を見極めることが重要と考えています。権力者にとって気持ちのいい人は、権力者以外への人への配慮が欠けていることも多いものです。あきらかに権力者に取り入っていると回りから見えている人を敢えて起用することも散見されます。
3)神格化
神格化をするようになれば、誰の眼にも明らかですが、自分が特別な存在だと意識することが危険な状況です。「大義」という言葉は、この際に良く使われる言葉だと思います。つまり「大義」を実践する人として自分を意識することが、神格化に直結すると考えています。従って、権力者が、権力を握った途端に「大義」を口に出し始めた場合が最もは危険です。最初から「大義」を掲げている方もおられますが、「大義」を自らの使命としている場合が多いので、こちらも要注意です。
上記のように権力者が腐敗する兆しを整理しましたが、これらの傾向は三点セットで出現するように思います。これらの状況を生む背景として、長期政権・世襲・選民思想があると考えています。次回、これらについて考えます、
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