トランプ・高市 営業雑感NO.387

 世界が注目していたとされる日米首脳会談が終了しました。今後の動きについては、まだまだ不確定要素が多いのですが、先ずは、成功とみる方が多いようです。小生も、短期的には、無事乗り切った会談だったと思います。一番、気になる点は、対米投資という金で解決したことです。小生は、我が国は富裕国ではなくなっていると考えています。世界からエコノミックアニマルと呼ばれ、Made in Japanを旗印に世界市場を席巻した時代は終わりました。当時であれば金で解決もうなずけますが、本当に、そんな余裕があるのでしょうか?

 加えて経済界からの投資を誘導するとしても、現在の株式市場はギャンブル性が極めて高くなっておりますので、将来の投資回収の保障はありません。関税問題の際に約束させられた対米投資も残っていますので、米国経済の動き次第と考えます。

 一方、イランとの交渉では、日本船のホルムズ海峡通過許可についての報道がありました。イランとの友好が維持できれば、これ以上の外交成果はないと考えます。最近、小生は、イラン攻撃そのものはイスラエルの戦略であるような気がしています。ガザ攻撃、ヨルダン攻撃、イラン攻撃とこれら一連の動きはユダヤ教支配地域の拡大(イスラエルからすると奪還)戦争と捉えています。ソロモン王によるイスラエル王国が隆盛を誇ったのは紀元前のことで、ユダヤの民でありカナン族のもう一つの国ユダ王国も、イスラエル王国と共に紀元前に滅びています。ベンハーで有名な時代はローマの属国として存在していましたが、その後は、第二次世界大戦後のイスラエル国成立まで歴史上、国としては存在していません。ネタニアフとその取り巻きは、イスラエル王国の復活を目指しているように思えます。現在、世界平和という観点から捉えると最も危険な人物は、プーチンでも、トランプでも、習近平でもなくネタニアフのような気がしてきました。

 世界情勢はさておき、今回は、視点をかえて品格について考えて見たいと思います。どう考えてもトランプの品性は卑しいとしか思えません。歴史上には品格に欠ける君主も沢山登場していますが、まさか米国大統領として目の当たりにするとは思ってもみませんでした。今回の日米首脳会談における高市首相の態度も、トランプに合わせたとしても褒められたものではないと思います。

 いにしえより、人となりとして品格は重視されておりましたし、儒学とは君主の品格について語ったものとものと考えてもいいと思います。そこで、品格のもたらすものについて考えてみました。ずばり、それは周囲への思いやりではないでしょうか?かつ、その思いやりの裏付けとして教養があるということだと考えました。教養とはいうまでもなく個々の人々の成果ですから、品格の中身は、過去を含めて周囲の人達への気配りをすることと愚考しております。品格が劣るということは、わがままと同義ではないでしょうか?

 政治家における品格のなせる業として中庸があると考えています。今風に言えばバランス感覚です。但し、中庸であれ、バランス感覚であれ、優柔不断では意味がありません、決断とその繰り返しの中にある一貫性が本質だと考えます。その意味ではトランプについては明らかですが、その片鱗の見えた高市首相の今後を見極めたいと思います。

以上

2026年3月22日 | カテゴリー : 閑話休題 | 投稿者 : csf-ishii