インターネットが社会インフラとして定着しつつあります。IOT(Internet of Things もの の インターネット)が叫ばれた頃からコンピュータが主役で情報処理を競っていたIT(Information Technology)が大きく変容したと考えています。つまり「あらゆるものがインターネットに繋がり、インターネットに繋がらないものはITではない」というのがIOTの本質であり、ITが衣食住に密接に関わる上下水道、エネルギー、交通網などの社会インフラとして「情報」を格上げしたと愚考しております。情報が、人・物・金に続く第四の経営資源と言われた時代もありましたが、経営を超えて社会インフラとなりつつあります。流行のDX(Digital Transformation デジタルトランスフォーメーション)についても、小生は情報処理とコミュニケーションの融合と考えておりましたが、働き方改革ともいわれているように、社会インフラとして整備されたデジタル化情報に対応する仕組みを目指すもので、仕事を根本的に変えるものと思い至りました。
一方、新しい社会インフラには、これまでの歴史にはない特色を持っています。それは、前回お話ししましたように「at your own risk」が前提で成り立っているということです。つまり、個人責任が前提となっている社会秩序は、これまでにはありません。SNSによる炎上やフェイクニュース、闇バイトなどは、水は低きに流れるという真理のままに、個人の感情が人の習性として安易に流れた結果と捉えています。