自民党総裁が決まりました。初の女性総理とのマスコミ報道ですが、小生は何となくしらけた気分です。その理由は、解体的再生を訴える総裁戦が、党方針を無視して派閥を維持している長老の一票で決定したのですから、政治とは一般常識とは異なっていることを見せつけられました。
兵庫県知事以来、伊東市、前橋市と行政TOPの不祥事が続きました。おまけに県知事は再選されましたが、その後の動きはマスコミなどでは報道されていません。ネットにはあると思いますが、生憎と小生は、ネットの真偽を判断するすべを持っていません。伊東市長も議会を解散しましたので、その結果が待たれます。前橋市長がどのような判断を行なうのか?も不明です。その他にもパワハラ議長や町長が話題になっています。想像ですが、全国には、報道されていないだけで様々な「金」、「ハラスメント」の問題が内在しているのでしょう。
そこで考えました。自民党総裁選挙では党員票に従う形で決着がつきました。兵庫県知事はじめ、不祥事の政治家の出直し選挙で当選する方もおられます。ここには、政治と民意のすれ違いと同じく、批判一辺倒だったマスコミ報道と民意にもすれ違いが起きています。つまり、民意は様々であり一方向に纏まらないということです。民主政治においては民意が反映されるという前提で、マスコミも報道を行なっています。かつての小選挙区制導入を旗印とした新党成立の際には、民意を誘導して政権交代を演出しました。しかしながら、視聴率やスポンサー、行政からの圧力などで偏向した報道があるのも事実です。政治が言論統制を行ない民意操作することは歴史の証明するところです。
一方で、インターネットはマスコミに変わる民意操作のツールとして威力を発揮し始めています。ここでは個人的見解が拡散します。かつて独裁者がマスコミを使って民意を操作したように、個人が民意を操作することが可能になります。それを支えるのは、人気という得体のしれないものです。「推し」というのも人気のあらわれでしょう。
つまり、マスコミにしてもインターネットにしても「人気」が支配をしているということで、政治も人気に左右されているということです。これこそ、まさにポピュリズムであり、それは既に社会に蔓延していると考えています。
ここからは、小生の妄想に近いのですが、人気が暴走しているように感じています。その結果として人気を背景にのし上がる人が権力を握ります。そして国家元首にまでのぼりつめます。すると今度は、反対する民意を抑え込んで新たな帝王が誕生します。この現象が各国で同時進行し新しい帝国主義時代が立ち上がる。我が国でも、その萌芽が今回の連合政権で生まれるかもしれません。世界的な動きを決めるのはトランプ政権と考えます。権力者と民衆の間では、権力者が民衆に従うのか、権力者が民衆を導くのか?権力者の意識次第です。最近の事件をみるにつけ、民衆を導く自覚が強く、且つ、それを自分の利益と虚栄心に結びつけています。民衆に選ばれた権力者が民衆を支配する、この矛盾をマスコミとインターネットが助長しているようで、ITに携わってきた人間として不安を覚えます。
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