今回は、最近、調べましたキャリアとSIMについて、纏めます。
先ずキャリアとは何か?について、小生は、少し誤解していました。小生は、単に、携帯電話会社と思っていましたが、実態は、閉域無線IP網運営会社でした。インターネットにアクセスするには有線と無線があります。有線については、我が国では、NTTがほぼ独占しています。最近、ケーブルテレビや電力会社が進出していますが、各社ともに地方に限定されており、全国有線網はNTTの独壇場です。しかしながら、無線については、ドコモ、AU,楽天、ソフトバンクと乱立の感さえあります。安いけれど電波の届きが悪いなどといわれていましたが、このネットワークを支える基地局網こそが鍵を握っていました。
そして、この無線IP網は、それぞれのキャリアだけで構成させれていますので、インターネットにアクセスしなければ、キャリア内だけで繋がる閉域網になっています。つまり、インターネットに比べれば、ある程度のセキュリティを確保出来るということになります。この閉域網の特色を活かしたサービスが企業向けの内線サービスとなります。このサービスでは、キャリア内だけ行う通信を有効として提供するもので、通話だけでなく、チャットなども提供されています。小生は、単に、内線電話として通話料を節約するだけのものと勘違いしていましたが、セキィリティも確保されていました。勿論、それぞれのスマホから一般インターネットにアクセスも出来ますが、それを行うか?否か?は契約次第ということでした。
加えて、こちらもオプションですが、既設のPBXと接続することで、従来、固定電話で使われている内線番号との接続とも可能となりますので、企業内の内線ネットワークが外出先でも使えるようになります。又、企業内の閉域IP網とも接続出来ますので、自宅や出張先などから企業内の勤怠や販売管理などのシステムと閉域接続で使用することが出来ます。各種クラウドサービスともVPN接続をすることで使用できますので、働き方改革の代表ともいえるリモートワークをスマホ一台で実現出来ます。
そして、この閉域接続を可能としているのがSIMカードでした。SIMカードには、0X0から始まる電話番号だけでなくIPアドレスも記載することが可能で、この二つの番号をキャリアは制御することが可能となっております。そして、電話機として使わない場合は、
IPアドレスだけが記載されたデータSIMを装着することでインターネットを使用することが可能となります。因みに、SIM無しスマホでもインターネットアクセスが可能ですが、これは、WIFIアンテナの機能に自動でIPアドレスを振り当てる機能があるからです。
上記のように、キャリアとは、インターネット網と公衆電話網に接続可能な閉域IP網を運営している企業ということに気付かされました。ここからは、小生の予想ですが、衛星通信などを通じて、海外のキャリアと提携することで、キャリア内閉域ネットワークを全世界に構築することも可能となる筈です。現在ポイント制度などで差別化を図っておりますし、電子マネーとの直結しているキャリアですが、世界規模となることで、別の意味をもつのかもしれません。
尚、余談になりますが、フリーSIMとは、通常はキャリアが契約したスマホでは自社SIMカードを固定しているのですが、どこのキャリアのSIMカードでも自由に着脱可能にしているスマホのことで、複数のキャリアを一台のスマホで使用出来るようになります。又、ダブルSIMやデュアルSIMと呼ばれるものも、二枚のSIMカードを装着可能なスマホのことで、会社用と個人用など、複数のスマホを一台に集約可能にします。キャリアとスマホの今後については、もっと研究する必要があると考えさせられました。
以上