営業雑感 2025年事始め

 明けましておめでとうございます。皆さま、いいお正月をお迎えでしたか?小生は、自宅でノンビリしておりました。

 穏やかに迎えられた2025年ですが、昨年に引き続き全世界で大きな変動のうねりが続く年となると考えています。この動きは最低でも後10年は続くとみています。この動きに決着をつけるのは政治だと思います。我が国でも、お隣の韓国でも政権基盤は不安定なものになっていますが、欧米においても移民問題を引き金として「自国主義」が台頭しつつあります。「国際協調」「家族のかたち」と社会の根本となるもので価値観の違いが鮮明化しつつあります。これまでは宗教対立で描かれていましたが、イスラエルのガザ侵攻は違うと考えています。確かにユダヤ教とイスラム教の違いのように思えますが、ガザ地区に住む住民は自治を求めていますがイスラエルがそれを認めることはないと思います。イスラエルの意図は領土だと確信しています。ウクライナも同様にロシヤの領土欲でしょう。更には、これは為政者の判断だけではなく、かなり多数の国民の意思でもあると思います。台湾問題も同様の図式ですが、国民の意思よりも中国共産党の意思が優先されているのでしょう。

 この変化をもたらしたものの一つは「行き過ぎた資本主義」と言われておりますが、株主絶対主義を掲げる米国型資本主義による虚業家の台頭と貧富の格差拡大にあると見ています。お膝元の米国でこの寵児とも言えるトランプ氏とイーロン・マスク氏がタッグを組んでいるのもうなずけるところです。但し、マスク氏については、その意図はトランプ氏よりも大きいように思います。ウクライナ軍への衛星通信の提供や、ドイツ極右政党への支持表明、中国共産党への接近など、様々な動きを見せています。経済力による世界制覇を目論んでいるようにも見えます。

 もう一つの原因は、いうまでもなくインターネット社会の出現です。SNS問題が顕著になっていますが、選挙運動を通じて政治にかかわってきているのは都知事選と兵庫県知事選で顕在化しました。更には、既存マスコミとは一切関わらない人も一定数おられます。加えて、電子通貨や各種アプリなど経済との関わりは以前から始まっており仮想空間の登場でリアルとの関係性が進化しつつあります。政治・経済という社会基盤に新しく情報という分野が加わったとのではないでしょうか?情報が人・物・金に続く第四の経営資源といわれたのは1990年代でしたが、これまで、電話・手紙という1対1とマスコミという1対nのコミュニケーションの二つしかなかった情報が、個人でも1対1、1対n、n対n、を自由の使えるようになり、社会基盤としての地位を確立したと考えます。

 但し、この人間の動きを自然が待ってくれないのかもしれません。人類の思惑を超えた地球の復讐が始まるかもしれません。

 変化の時代だからこそ、自分の価値判断を明確にしていきたいとの思いを強くした事始めです。

以上

2025年1月5日 | カテゴリー : 閑話休題 | 投稿者 : csf-ishii