新しいモラル醸成 営業雑感NO.300

 最近、カスタマーハラスメントや保護司殺害など、自分勝手な判断による犯罪が増加しているように感じています。更には、偽広告や犯罪アルバイト募集サイトなど、ネットを活用した犯罪も増加しています。これらの背景にあるのは、貧富の格差拡大とモラルの失墜にあると考えております。

 これまでにもモラルの失墜については、たびたび触れておりますが、政治とお金問題が、再燃していますように、政治家のモラル失墜が大きく影響していると確信しています。選挙に金がかかると言われておりますが、お金儲けの為に議員になっている方がいないとは言いれないところまで来ていると思います。その傾向は、選挙民にも伝播しており、ネットによりお手軽に仕事探しが出来ることから、お金欲しさによる犯罪が激増していると考えております。表だってはいませんが、身近に犯罪者がいるかもしれません。「衣食足って礼節を知る」という明言がありますように、贅沢の為のお金欲しさではなく、日々の暮らしの為の生活費の為に犯罪に走る方が増えていることに危惧を感じています。我が国が貧しい国と考えておられる方は少ないと思いますが、貧富の格差は確実に拡がっており、貧富の格差が世襲する社会構造になっていると考えております。ネットビジネスが活性化し、リアルのビジネス構造が変化していくなかで、非正規雇用の増大と少子化により、突然に社会問題として表面化する事態も考えられます。

 現実の社会におけるモラル醸成については、拝金主義の排除や貧富の格差解消などの政治課題によるところも大きいのですが、宗教や儒学、家伝など既にその手法は確立されていました。いうまでもなく、基本となるのは、経典と説教です。ネット社会においてこの手法でモラルが継承できるのが?は疑問に感じています。ネット社会におけるモラルの醸成について、確実に出現すると思いますが、それが、どのような形で登場するのか?が判りません。一つ気になっていることは「押し」という言葉で象徴されているように、特定の個人に帰属する傾向があることです。トランプ現象に見られるようなフェイクサイトやヘイトサイトが先行しています。一方で、テイラー・スウィフトさんの支持が大統領選に影響するともいわれております。人が集まるところでは、モラルの醸成が行われることは、歴史の必然です。ネット社会のキリストや仏陀、孔子が同時期に登場する可能性もあります。我々は、大きな歴史の転換点の目撃者になるかもしれません。

以上

2024年6月16日 | カテゴリー : 閑話休題 | 投稿者 : csf-ishii