こんにちは石井新吾です。小生の考える営業の基礎知識や考え方についてブログ形式で発信させて頂きます、第一回は組織運営における大前提です。組織には常に上司と部下が存在します。ところが、「臣、三日にして君主を知り、君主、三年にして、漸く臣を知る」という言葉にありますように、上司が部下を理解するのは、部下が上司を理解するより、はるかに難しいものです。従って、先ずは上司の言葉の定義や考え方、判断基準等を部下に明確にし、意見交換を自由に出来るようにすることが上司の責務と考えています。その為には、上司が組織の基本方針(Vision ビジョン)を明確にすることが必須と考えます。その際に下書きとすべきは企業理念や会社の基本方針です。自分の組織の役割を理解した上で会社基本方針に合致した組織の基本方針を策定することが重要です。小生はこの行為を「組織の方針展開」と呼んでいます。組織長の第一の仕事です。尚、基本方針は主語と述語が決まっています。主語は「私は」や「我々は」というように一人称で始まり、述語は目指すべき姿を主体的に明示しなければなりません。又、業績目標と異なり基本方針はころころ変わってはいけません。環境変化にも追従できる本質的な言葉にすべきです。その意味では「顧客第一」や「現場主義」などの言葉は環境に左右されない普遍的な言葉だと思います。以下は小生が組織長として就任一ヶ月後に部下全員に出したメッセージです。ご参考まで。
1.基本方針
「我々は県下の全医療関連のお客様から情報通信系の話は、すべて弊社にお任せすれば安心できると言われることを目指します」
解説
当社の基本方針として県下のお客様に地場にいて貢献するというものがあります。また、それを競合との差別化要素として、お客様の近くでサポートすることを強く掲げています。これを受けての本部方針です。尚、情報通信系ということは、クラウドやポータル、ウェアブル、IOT、VR、Aiなどの最新技術を常に追いかけることになりますし、お客様の満足を得るには、お客様の競争戦略・事業継続など経営全般に対し、将来構想から運用まで情報通信系のことは、すべてを引き受けることを目指します。具体的には、お客様の理事会などに情報通信系の担当として参加できるようになれることを理想としています。
2.行動指針
明朗活発、迅速対応、付加価値極大化
解説
・明るく元気な楽しい職場を目指します。そのためには各人が積極的に関係者と話し合う習慣をつけて頂きたい。
・仕事には必ず納期があります。納期厳守は勿論ですが、先手先手で動くことと効率化含めた時間短縮を心掛け下さい。
・付加価値とは売上金額から外注や購入など、外部に支払う金額を差し引いたものです。この付加価値から内部経費を引いたものが利益となります。利益確保の源泉は付加価値にあります。付加価値こそが、皆さんの活動成果です。付加価値を常に意識して下さい。
以上