トランプ大統領がイラン攻撃を実施しました。このイラン攻撃によって戦争が長引くと中間選挙の実施延期もあり得ると考えています。一般教書演説における自画自賛など、正常に判断すればおかしいと思う筈なのですが、米国民には、それ以上に現状への不満がたまっているということなのでしょう。
さて、国民の絶大な人気を得た高市首相にも、トランプと同じように矛盾が見え隠れしています。小生が一番、気になったことは、国会で「私に恥じをかかすな」と言ったことです。会社員時代に、この言葉を発する管理職をよく見ていました。その都度、小生は「恥は人生の肥やしであり、自分で受け止めるものです。まして、それを部下に押しつけるのことこそ恥ずべき行為です」と言っていましたので、プレイバックを見せられたような気分になりました。「恥をかかすな」とは、忖度を強制するもので、小生のもっと嫌う取り巻きを従えて我が物顔で闊歩するリーダの発する言葉です。人は思想の前に、人格だと考えていますので、小生にとっては、この言葉を発した時点で、残念ながら信用出来ない人となりました。
品性の面では、新人議員へのお祝い品の提供も同様です。「昭和の町工場の親父」とは、人情に厚い人を標榜したのでしょうが、一般人と議員は根本的に違います。議員とは国民から選ばれた人であり、議員となって国民に政策で返すのが本分であり、選挙の勝ち負けを祝う存在ではないと思います。まして親分が人情で祝うようなことではないでしょう。百歩譲って、TVで橋本元大阪府知事が言っていましたが、それをやるなら個人のお金でやることでしょう?勿論、前石破首相がそうだったように個人で祝った場合は違法となる可能性が高いです。
政策面で気になったことは「国民会議」です。これは、政策立案会議です。それを、これまでは官僚や有識者と与党議員で行なっていたものを、野党にも参加を促して行なうというものです。政策立案を超党派で行なうことに意義を見つけているようですが、本来、国会が議論の場であって、正しく議論が出来るように国会改革を多数の原理で行なうべきではないでしょうか?
二流国に落ちぶれた国力と世界覇権確立を目指す強権国家に挟まれた地理的条件の中で、我が国の百年の計を考える時です。異常気象・人口減少・インフラ老朽化と国内課題も山積みです。その為に、国民は強いリーダとして高市首相を信任した筈です。これから、具体的にどのような政策を実施していくのか?を見るしかありません。
一つハッキリしたことがあります。それは「政治と金」はなくならないということです。自民党は、強固な党組織でなりたっており、党組織は選挙に勝つ為の資金として「企業献金」頼りで運営されていますので「政治と金」に決着をつけることが出来るのは自民党自身です。選挙で禊ぎの終わった大物議員の登用、地区本部のお金をつかった議員祝いなど、高市総裁は、その体制を維持する方向に見えます。
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