仕事の第一歩 営業雑感NO.362

 最近、人財育成の仕事が増えてきました。そこで、小生の反省も含めて、仕事に取り組む最初の姿勢について考えてみました。

 小生が行き着いた仕事の定義は、「仕事は行動で顕わす」で、「自分に恥ずべきことはしない」が行動規範です。但し、この結論に至ったのは、60歳の坂を越えてからです。それまでは、業績に拘ったり、昇進を目指したり、と仕事に対する価値観はゆらいでいました。仕事は日々の積み重ねであり、小生が至った定義も自分の仕事の集大成です。そこで、今回は、一日の仕事のこなし方について考えてみます。

 仕事は様々な業務の集合によって成り立っていますが、それぞれの業務には、Q(品質)・C(費用)・D(納期)があります。小生は、一番大切なのは納期と考えるに至りました。その理由は、仕事は一人で完結するものは稀で、複数の人の仕事の繋がりの上に成り立っています。品質や費用も重要ですが、納期を守る、更には、自分の仕事を早く仕上げることこそが、チーム活動においては最も重要と考えます。

 納期の観点から始業前と就業後にやっていただきたいのが行動結果と行動予定の確認です。最近は、会社でTeamsやGoogleなどのポータルソフトが採用されて、スケジュールが管理されていることが多いと思いますし、スマホに個人のスケジュール表を作成している方も多いと思います。小生は、相変わらず手帳を使っていますが、時々、メモを忘れていることがあります。音声入力による予定表作成が待たれます。スケジュールの確認において、先ず、実施頂きたいことは参加者の確認です、予定表には代表者やイベント名が書かれていることが多いのですが、予定確認の段階では、参加者全員の顔ぶれをイメージすることで、挨拶の手はずから打合せの進め方などの漏れを無くすことが容易になります。

 就業後のチェックで最も重要なことは、宿題の確認と回答時期の明確化です。回答時期を明確にしておくことで、関係者による事前協議や見積作業などを逆算で予定することが可能になります。宿題では回答時期を明確にしておくことが必須です。尚、宿題が設定された場合に、お客様との間で回答時期についても決めておくことをお勧めします。持ち帰って、後日に納期回答をする場面も多いかと思いますが、先ずは自分の判断で納期回答をすることで、お客様の切迫感を確認出来ますし、持ち帰って検討する際にもターゲットが決まっている方が議論はしやすいと思います。勿論、自分の判断が間違っている場合もありますので、その際は、お客様に速やかに納期修正をお伝えすることになります。

 始業時のチェックで重要なことは優先順位の確認です、予定は予期せぬ出来事によって変更が余儀なくされることはよくあることです。その際に、当日必ず実施しなければいけないことを明確にしておくことで、スケジュール変更が容易になります。小生自身も、上司からの指示やお客様からの電話などで、仕事に追われていると感じていたこともありますが、行動結果確認と予定確認を、もっと厳密に行なっていれば、仕事に追われるという感覚にとらわれることなく、自発的且つ能動的な仕事の時間が増えたという仮説を持っています。

以上

2025年9月7日 | カテゴリー : 職業人心得 | 投稿者 : csf-ishii